どすこい釣り倶楽部として通販サイトを仲間内で開設して趣味の釣りも多くの同志と交流できて実り多い一年でした。さて、今回はご質問が耐えない『ビンビンスイッチTG』についてのお話です。

2021年9月にJACKALLからリリースされた『ビンビンスイッチTG』。発売当初はどこの釣具店の店頭にも新商品として並んでました。ところが、それが『釣れる！！』と噂が広まり、今年の2月にはロシアのウクライナ侵攻もあり、レアメタルであるタングステンが不足しどこのメーカーも品薄になり、『ビンビンスイッチTG』も品薄状態に・・・。

僕も偶然見かけたら購入するようにはしています（笑）。

実際パッケージは並行地獄針にマイクロカーリーワイドが装着されています。実際、皆さんスイッチ使ってますか？

実際僕も使いどころが分かりませんでした。JACKALLのテスターのYou Tubeなんか観てると

みたいな解説をされていて、あぁ、そ～なんだ。と思っていました。フックセッティングマニアの僕としては並行地獄針はヒットすればバレないセッティングだけど渋い時はアタるけど乗らないと言う特徴があるのは実際の釣行で感じました。そこでどす針スイッチ／メタルセッティングをリリースしました。

これショート段差で確かにアタリからヒットに持ち込むヒット率は向上しました。現在でも大変支持を頂いて僕も現役で使ってます。

実際僕が使っても『ビンビンスイッチが通常のカブラより優れていると思わないんですけど？』って正直思ってました（笑）。同じかなぁ～って。ビンビンスイッチしかもシングルカーリーじゃないと釣れへんやん？とも思ってました（笑）。

スイッチ釣れるけどよ。別にスイッチじゃないとあかんってことはないやろって（笑）。使い所は不明謎のまま・・・。それが今年の夏以降にビンビンスイッチが何者か？が理解できました。

今年の出来事に明石タイラバに新しい遊漁船『よっしーの釣り船sacodo』がオープンしました。

実はビンビンスイッチは明石のタイラバでテストされ誕生したルアーなんですが、開発者がヨッシーの愛称で親しまれている吉田倫康（以下よっしー）さんです。

よっしーが船長する遊漁船が誕生した。オープン前のテストからちょこちょこお世話になり今年夏からは『よっしーの釣り船sacodo』のタイラバがメインとなりました。当然よっしーに質問しますわね（笑）。

が正解ですって（笑）。

初心者さんが使っても根がかりを始めとしたトラブルを減らして使いやすいタイラバを作ろうとしたのがビンビンスイッチらしいです。

ボトムだろうが浮いていようがタイラバと変わりません。今では船長として操船に徹しているよっしー船長ですが、オープン前のテスト釣行では隣で竿出してました（笑）。ほんでスイッチで釣る釣る。ベイトだろうがスピニングだろうがスイッチオンリーで。よっしー船長が口酸っぱく僕に言ったことが

との事でした。

そこから僕もスイッチ使い倒して色んなネクタイやフックセッティングで釣行してみました。

ビンビンスイッチは独特の形状のシンカーと専用のスライドパーツを用いた遊動式鯛カブラです。僕が実際に使って感じたビンビンスイッチならではの長所としては

の2点が大きな特徴だと思います。デメリットとしては
①フックセッティングが難しい（ネクタイによってフックセッティング変えた方がベター）

が挙げられますね（笑）。

スイッチはマイクロカーリーが標準パッケージされているように、シングルカーリーが使いやすいかと。

ただ今季の明石の状況観てるとメガサイズのネクタイだったり、HAYABUSAからリリースされているバルキーカーリーだったり強波動のヴォリュームあるネクタイが好調でそのようなネクタイ付けた時、ビンビンスイッチの形状なのかどうか不明なのですがネクタイとフックが絡みやすく釣果に繋がらないことがしばしばありました。でここ半年ばかしスイッチのフックセッティングをひたすら研究。作っては釣行しての繰り返しですけどね（笑）。

で完成したのがこちら。

どす針～スイッチダブルカーリー専用～と言うそのまんまの商品名でリリースしました。

ベタ底パターンなら底ドン。

浮いていたらフォールでラインがピタッととまる。

フォールでネクタイのアピールを最大限に引き出せるセッティングかと思います。

もちろん巻き上げ時なら即掛け。

このセッティングの場合追い合わせ必ず入れて下さい。

下段針一本なんてこともあります。

ビンビンスイッチTGのメリットを最大限引き出せるかと思います。

フォールアピールできて底取りしやすいカブラがビンビンスイッチTGって事でしょうね。

もうすこし入手しやすくなると嬉しいのですが・・・・。