2023/06/13 22:49

こんなの拵えて面白くて調子良いよ~とFBに告知したのがこちら。


一度使うとやみつきになるから『やみつきカーリー』と名付けました。
めちゃくちゃお問い合わせ多かったです。過去最高のお問い合わせDM頂きました。
テスト段階で動き見た同志たちから、『買いますから作って。』と言われるほど。

タイラバ初心者に何も考えずに使ってほしいネクタイ

これが本音です。
僕フックセッティングについては熱く語りますが、今までネクタイについてはあまり熱く語ることなかったです。ネクタイはタイラバにおいて流行ありますから。フィネスなネクタイが流行ったり、シングルネクタイが良いとなればこぞってメーカーがリリースしたりと。僕自身もね、あれこれ買い込んでネクタイ凄い量あります(笑)。
タックルボックス何個か詰め込んで釣行してますが、結局使うネクタイ限られています。
だけど持っていないと不安になると(笑)。
そんだけタイラバ人口増えたんだな~と思います。タイラバが盛り上がるのは大歓迎なんですが、そ~なると真偽不明な薀蓄が溢れてきました。
・ドラグはゆるい方が良い
・流行りのネクタイの波動がど~だとか。
・ライン補足して極力軽いシンカーで狙うとか。
・ラインの角度がど~だとか。
・リールはハイギアだのパワーギアだの。
ごめんなさい。
僕はそんな小難しい事理解できません。釣友さんにもこの手の話好きな方々も多いですが、僕は会話に入りません(笑)。
ロッドもリールもさほど興味ないです。なんとなくオシコン。なんとなく硬めのロッドが好み。ロッドのメーカーで好きなのないです。耐久性あればOK。
遊漁船の船長の中には『タイラバは初心者には難しい』と敷居を上げる方もいらっしゃいました。
底まで落として巻くだけですよ。
どの釣りも奥が深いですが、とっつきやすくて真鯛が釣れて嬉しいのがタイラバだと思います。
そんな小難しい事考えずに海の上の空気とロケーション楽しんでゆったり釣りして2~3匹真鯛釣って晩ごはんに食べよ。
そんな方に使ってほしいネクタイを作ろうと。真剣に流体力学に基づいて設計してみました。

設計の段階で意識したネクタイ・ルアーがこちら。
・ビンビンスイッチ(ジャッカル)
・バルキーカーリー(ハヤブサ)
・ビッグベイト(松岡スペシャル/海遊)
最近僕この3種類しか使ってません。
基本フィネスやシングルネクタイは好きじゃないので、ビッグベイト以外は全てダブルです。

ビンビンスイッチの凄いところはフォールで釣れる場面が多い

一時入手困難になったビンビンスイッチ。
釣れると言うかフォールで当たるから真鯛のコンタクトの数が増えるので釣れる機会も多い。あの独特な形状のシンカーがフォール中もネクタイにアピールさせるのかと。

バルキーカーリー釣れるネクタイ。だけど弱い場面も。

昨年バルキーカーリーが販売されて僕は全色買いました。当時シングルカーリーばっかで釣友さんも興味薄そうでしたが・・・。
良く動くからね。それを波動が大きいと言うのかな?
カーリーって基本潮が緩いと釣れないと言われてます。ネクタイが動かないからでしょ~けど。バルキーは潮ゆるくても動く設計なんですが、潮が速くなるとネクタイが絡まると言う欠点もあります。理由は簡単で左右非対称のネクタイは潮が速くなると絡むんですよ。

ビッグベイトが教えてくれたのは分厚いシリコンの意味

昨年からガブガブと言ってデカイネクタイが登場した。
流行ってるから半信半疑で使ってみると釣れる。ガブガブと言う表現がぴったりの感触。しかもビッグベイトで釣れると何か嬉しい。
これ普通のネクタイより分厚い。1mm前後あるな(通常は0.2mm~0.4mm厚)。試しに通常の厚みでビッグベイト作ってみたらそんなにバタバタ泳がない。分厚いシリコンは水の抵抗が大きいのでその分ピッチより波動が大きくなんだねと。


それらを踏まえて設計してできたのが『やみつきカーリー』


売ってないなら特注でしょ。知り合いの社長さんにお願いして1mm厚のシリコン拵えてもらいました。
バルキーの潮ゆるいときに動くポイントで設計して潮が速くなっても絡まないように左右対称に設計。

オーソドックスなS字カーリーに(笑)。


カラーはオレンジ。イエロー。レッド。
イエローはこだわりで片面熱加工してもらってツヤありの同色アシンメトリー。

使う前に水面で泳がせたり落としてみてアクション見て下さい。
『これ釣れるやつ』
と確信に変わってやみつきになります。

ちなみにガブガブしません。使ってヒットした真鯛は前アタリなくズドンとロッド曲げてきます。

何も考えずいつも通り使って下さい。船乗って釣りしてる事が楽しい事なんで。